セキスイハイムの「住宅営業」は、皆さんがイメージしている営業職とはちょっと違います。
お客様のご要望をお聞きしながら一生のお買い物をサポートするだけでなく、自ら図面を引き、間取り設計から資金計画までを総合的に提案していきます。
お客様の気持ちを誰よりも知っている人間こそが、より良い住まいをつくれるはず。 セキスイハイムはそう考えます。高度にシステム化された「ユニット工法」を持つからこそできる業務スタイルですが、「家を売る」というより、「お客様と共に家をつくる」設計的な要素の強い仕事。
それがセキスイハイムの住宅営業です。
1:展示場接客・お客様との出会い
住宅展示場は、お客様とセキスイハイムとのはじめての出会いの場です。訪れるお客様は、まだ家づくりを検討し始めたばかりの方や、検討がかなり進んで他のメーカーと建築依頼先を迷っている方など、様々。共通して言えるのは、家づくりという人生の一大イベントを前にして不安と警戒感を募らせていることです。住宅営業は展示場でお客様をお迎えし、建物の説明だけでなく様々な情報提供を通して、お客様の不安を払拭し信頼を獲得することを目指します。お客様に信頼を頂いてはじめて、具体的な商談へと進むことが出来ます。
2:ヒアリング
お客様の家づくりに対するご要望を、もらさずヒアリングしていきます。家づくりを検討される方のほとんどは、家を建てることで実現したい夢や、解決したい困りごとをお持ちです。住まいに求める条件、気になっていること、現在の家族状況などを伺いながら、それに対応した役立つ情報提供を行い、同時にセキスイハイムへの理解を深めて頂くことがポイントです。売り込むのではなく、聞き込む。その姿勢が、信頼感を高めます。
ニーズをしっかり理解することが、お客様のための家づくり提案を行う第一歩になります。
3:現地調査
お客様が既に土地をお持ちの方であれば現地調査を行います。また、お客様が土地購入を含めて家づくりをご検討でしたら、土地探しもお手伝いします。
法的制限やライフライン(給排水・電気・ネット回線など)の状況、坪数や陽あたり、風向きなどの敷地条件や周辺環境を調べ、そのデータの上に、お客様のご要望をいかに実現するかを検討していきます。
間取り、設計、予算を見積もる上で必要な情報をしっかりまとめ上げるのがポイントです。
4:プラン(間取り)作成
ヒアリングと現地調査で得た情報をもとに、住宅営業が自らプランニングを行います。様々な住宅メーカーがある中でも、営業がプラン作成まで行うのは珍しいスタイル。お客様との対話を通した触れ合いだけでなく、ものづくりの喜びも味わえるのがセキスイハイムの住宅営業の醍醐味です。提案する内容はプラン(間取り図面)だけにとどまらず、企画書、内外観デザイン、見積書、ローン返済計画など多岐に渡ります。プレゼンテーション図面の作成はハウジングアドバイザー(HA)やインテリアコーディネーター・エクステリアコーディネーター、工事費用の見積りは設計担当など、様々なスタッフの力を取りまとめて提案を作り上げていきます。
5:プレゼンテーション
作成した総合的な家づくり提案を、お客様へプレゼンテーション。住宅展示場やお客様宅で対面商談を行います。打ち合せは数時間に及ぶこともしばしば。好感触が得られれば、さらなるご要望を加味したプランを次回提案へ。お客様のニーズに合わせて、インテリアコーディネーターやエクステリアコーディネーター、設計担当なども商談に同席して進めていきます。家は、多くのお客様にとって一生に一度の買い物。微塵の違和感や不満も残さぬよう、100%満足の家づくりをめざして、納得のいくまで、何度も提案と調整、プレゼンテーションを繰り返していきます。
6:契約
何度かの提案を経て、ご提案したプラン・資金・仕様などに納得して頂ければご契約へ。家づくりにおいては、1社だけでなく数社を比較検討して契約先を決定する方が多いですので、どの会社よりも「セキスイハイムで建てたい」という決断と同時に「あなたと建てたい」と営業としても信頼頂けたひとつの証です。
競争に勝ち抜き契約にたどりついた1社だけが、実際の建築工事へと進むことが出来ます。
7:契約後詳細打合せ
契約を締結した後は、実際に工事が出来るレベルまで設計の細部を決める打ち合わせを行います。設計担当やインテリアコーディネーターなどの専門家の協力を得ながら、内装・照明やカラーリングなど、お客様の好みを追及していきます。最終仕様が決定すると、設計担当やインテリアコーディネーターは工場やサプライヤーに部材を発注。設計担当は役所への建築確認など申請も行います。また、工事担当とともに詳細な工事スケジュールを作成。お客様に確認して頂くとともに、進捗状況を逐一報告していきます。
8:着工・地鎮祭
いよいよ着工。土地の神様に工事の安全を祈願する祭儀「地鎮祭」を行います。住宅営業も参列し、お客様とともに工事の無事と建物の安全や繁栄を祈願します。(お客様のご要望により、仏式やキリスト教式など様々なスタイルで行うこともあります。)
9:裾付工事(上棟工事)
基礎工事の後、あらかじめ工場でつくったユニットを1日で組み合わせる裾付工事(上棟工事)に進みます。まっさらの土地に、一気に建物が姿をあらわす瞬間はお客さまにとっても住宅営業にとっても感慨ひとしおです。